始めまして。
ＳＧコンサルティング　代表、杉山接骨院　院長　杉山裕一です。
私は、今から8年前の28歳の時、杉山接骨院を開業しました。
何か１つの事でも地域Ｎｏ１を目指し、地域で一番長く診察する接骨院にする為夜9時までに設定しました。そして、何か1つの事で「Ｏｎｌｙ１」を目指し、地域で1つもやっていなかったトレーニングジムを併設しました。

開院時、予定より内装やトレーニングジムに費用がかかり、家賃25万に対し預金残高30万からのスタートという、今考えてもゾッとする船出でした。

ジムを併設し、夜9時まで受け付けしている接骨院という事で、患者様は順調に増えて行きました。ただ、当時は事業の本質を知りませんでした。実費治療を一切行わず、窓口370円のみ。トレーニングジムは一回300円。『安い事が患者様に一番いい！』と勝手に思い込みで、保険収入で必要経費を払い、自賠責収入で生活するという自賠責に非常に依存した不安定なビジネスモデル。さらにこの先、接骨院も増え、自動車技術の向上で事故も減少していくのは明らか。この状況を何か変えなきゃと思っても、今の患者様が離れて行きそうで前に踏み出せない。常にもどかしさと不安を抱えて、日々がむしゃらに働く日々でした。

決意を固め、実費の導入の為にセミナーの通い新しい技術を習得し、ジムも会員制にし、集客する為に広告も出しました。

新しい技術を習得し、広告も出し、これで今の状況・不安から抜け出せると思っていましたが、現実はそうは甘くありませんでした。

1つ目の問題が発生。広告を出しても集客が思うようにできませんでした。原因は簡単でした。効果的な広告が作れていなかったのです。広告費だけが消えていきました。トライ＆エラーを繰り返しながら世間のニーズに合うよう広告を変えていき、徐々の集客が出来るようになっていきました。

そして2つ目の問題の発生。集客ができても、ほとんどの患者様が体験料金だけで終わってしまいました。この原因も簡単でした。効果的な問診・検査・プレゼンが出来ていなかったのです。僕は諦めない気持ちだけは強かったので、ここでもトライ＆エラーを繰り返しながら、徐々に集客した患者様をリピーターに繋げられるようになってきました。

さらに3つ目の問題発生。集客し、リピーターに繋げられるになっても、利益がほとんど出ていませんでした。この問題も同様に簡単でした。単価設定が合ってなかったのです。
広告費や人件費などの考えなく、感覚で単価を決めていたのです。必要経費・利益を考えた上で適正な単価に設定しなおし、利益を出せるようになってきました。

ここからは問題では無く、課題に変わりました。より単価を上げる為にはどうしたらいいかという課題。新しい価値を提供する為の課題など。問題はマイナスからゼロに。課題がゼロからプラスにしていく事です。ここからやっと院を前進させて行くことが出来るようになり、仕事に面白さを見出す事も出来るようになりました。

この経験が今の『変貌6』に繋がっています。遠回りをしましたが、すべてトライ＆エラーを繰り返し完成させました。現場で結果を出し続けている超実戦メソッドです。

当院は保険診療・自賠責・実費治療・トレーニングジムと収入の柱が増え、どれか一つに依存した不安なビジネスモデルから脱却出来ました。今では、自賠責を『ボーナス』と捉える事が出来るようになりました。

一緒に不安から脱却しましょう。